発票について

中国では日本と同様に発生主義に基づき収益と費用を計上することになっていますが、実務上はそのようになっていないのが現状です。

中国では領主書(発票)を税務局が管理していて、企業は発票を発行するためには税務局から発票の綴りを購入する必要があります。

したがって、モノや代金の流れに関係なく、「仕入先から発票を入手したら仕入計上」、「得意先に発票」を発行したら売上計上」という処理が当たり前のように行われています。

日本の請求書の感覚で得意先に発票を渡してしまうと代金回収がなされたものと推定され、得意先に代金不払いの訴訟を起こしても敗訴するリスクがあるため、注意が必要です。

また、発票がない支払いは経費として認めてもらえないため、税金上も不利に働くことになります。発票は紛失しても再発行されませんので、きちんと管理する必要があります。

発票の種類 

種類 内容

増値税専用
発票

中央の国家税務局が管理し、専用作成機を使用して、「増値税」金額も記入します。基本税率は13%毎月末に集計して翌月10日に税金を納めます。
増値税普通
発票
地方政府が管理し、小売店等で商品を購入したときに受領する。一般商業発票(税率13%)と小規模発票(6%)の2種類があります。
サービス業
発票
地方政府が管理し、固定金額タイプで、飲食店等のサービス業で発行されます。地域によりクジの付いているものがあります。

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